オリンピックの意義
金メダルラッシュ?にうつつを抜かしている人も多いようだ。しかし…
その陰には敗者も…いることを忘れてはならないだろう。
柔道の大野将平選手の言葉が、胸に刺さっている。
見るつもりはなかった。
しかし、あの精悍な顔を見て何か惹きつけられた。
そして、優勝インタビューに、更に心を打たれた。
リオ五輪で勝ったあと、柔道が嫌になった。自分は何をやってるのだろう…と思ったそうだ。
そして、そこから奮起した過程がなんとも惹きつけられた。
勝って、何でそのように思ったのか、私のような凡人には解らない。
しかしあのインタビューは、参加するものだけではなく、見るものにも感動を与えてくれることを、改めて思い知らされた。
その見るもの、観客がいないのは、本当に寂しいはず、でも彼らは人の為ではなく己の為に戦っているのだ。
もしかしたら、中には観客のいるいないなんて、全く関係ない人もいるかもしれない。
コロナ感染者は日に日に数を増している。
危険を冒しても、遠い国から来てくれているオリンピアンの無事を祈らずにはいられない。