何となく「月下美人」
千葉に夏が来た!
梅雨は開けていないが、この暑さは、本物の夏🏖️
残念ながら、もう海水浴を楽しむ歳ではなくなってしまったが、「真夏」だ。
月下美人を、初めて頂いてから何年経ったろう?
栽培法も解らないまま栽培して、咲いたり咲かなかったり…
枯らしては、また苗を作ったり…
絶えることなく、多分もう20年以上経過した。
ここに来て、やっと心も落ち着いて「花々」を、観察することが出来て来た。
ただ、歳には勝てず、足腰ガタガタ😩情けない毎日を過ごしているのだが…
掲題の「月下美人」
栽培20年にして、やっとその性質が解ってきた。
何冊も本を買ったり、アチコチのサイトを見ても、イマイチはっきりしなかったのが「花芽分化」の条件。
私は学者ではないので、フロリゲンの生成が何時なのかも全くわからない。
ただ、はっきり解ったことは
花芽分化は、冬期の休眠中か、または休眠を終えた段階で出来るということ。
この休眠がいい加減だと、花芽は出来ない。
また、休眠中に寒さに当たったり光よ弱い環境に置かれても花芽は出来ない。
この時に形成された花芽が、暖かくなって大きくなってくる。
この時に、新しい根が伸びるられる環境も必要なのだ。
6月に咲いた株
今、再び花芽を着けている。
しかも2つ。
6月に咲いたあとに、植え替えた。
鉢も一回り大きくして、鉢底に肥料も入れた。
2〜3週間乾かすと花芽が着く
というのは誤り。
花芽は、休眠中に作られるのだと思う。
正しくは、「花芽が生長する」と言い換えるべきだろう。
最低越冬温度も0℃あれば良い
というのも誤り、
0℃では、凍傷を起こす。最低越冬温度は10度近く必要。
振り回された誤情報。
もしも、月下美人の花が咲かなくて悩んでいる誰かが、これを見たらきっと納得してくれると思う。
今は、冬でも日の当たる環境が得られたので、月下美人卒業できたかも。
適当に広い温室さえあれば、大株に育てることも出来るが、私の環境では…それは無理。
こんなところで満足しよう。😊👌
尚、月下美人は、若い株では花芽が着かない。
ある程度、充実した大きな株であることが条件となる。