新種作出の困難
この時期、我が家の栽培環境はベストな温度となっている。
ガラスケースには、数十年振りにガラス戸が入り、温度、湿度と共に良い環境となっている。
最低温度は、今朝気温が下がって18度台になり、最高気温も25度。
ズラッとセントポーリアを眺める。
ないのだ。適当な花が…
タイミングが合わない。
これまでに咲いた花から考えると、雌しべ親は株の姿の性質を引き継ぐようだ。
そして、花は花粉親の花の性質を引き継ぐ。
もちろん、そっくり同じではない。
微妙に何処か変化する。
望むような花が得られるには、かなりの交配を重ねなければならないと思う。
年月が足りない。
だから良いものが1種が2種できれば良い。
もう、完成されたセントポーリアが、ロシア、ウクライナで作られている。
ただ、純粋に日本で交配されたものは多いのに、何故か安定供給されない。しかも、育てにくいものが多い。
殆ど、日本の登録品種はスポーツ(変種)だし。
以前より暇があるので、私自身はセントポーリアを良く観察出来る。
この株にこの花を…🤗
と、思っても雄しべ雌しべのタイミングが合わない。
大体、交配する為には開花株が少ないのだ。
花の終わりの頃にならないと花粉が充実しないのだから、終わるまで花柄を付けておけばよいのだが…
長い間の癖で、終わりかけた花は直ぐに摘んでしまう。
終わりかけた花でなければ花粉が取れないのに…
花栽培業者ならいいのだが…
販売するほどの株は今のところ持ち合わせない。
頑張る!
コロナに負けず頑張るぞ!
新種作出!
HE-ナントカ
を目指して💪😊