フキノトウ
生まれて初めて見た‼️
と言ったら、きっとビックリされる方もおいでかもしれない。
でも、正真正銘生まれてはじめて見た「フキノトウ」なのだ。
団地の入り口の、ちょっとした植え込み。
雑草が刈られて剥き出しの地面に顔を出していた。
以前、主人とゴルフに行っていた頃、春のノブキの新芽を取ってきては煮たものだった。
蕗の香りとあの歯ごたえは忘れられない。
野菜売り場の大きな蕗にはない新鮮で、爽やかな味だった。
都会育ちの私が、ノブキの煮方を教えて頂いたのは、これまたゴルフの帰りに立ち寄った大衆料理のお店の奥さんで、出されたノブキの煮物を褒めたら「自分で作りなさいよ!」と教えてくれたものだ。
味付けは醤油とお酒だけ。かな
ノブキは房総半島の先の方に行けば、農産物直売所でごく当たり前に売っている。
団地の入り口にノブキがあることは分かっていたので、手ぐすね引いて待っていたのだが、すっかり刈り取られてガッカリしていたのだが…
こんな形でお目にかかれるとは…
ノブキの煮物は出来ないが、フキノトウを見られたことは嬉しい限りである。
ここは、千葉だから電車に乗って行けたら、きっと何処かでノブキに逢えるかもしれないが、残念ながらもう不可能になってしまった。
一人でバス旅行は2度いつたが、コロナ禍の元、全てが奪われている。