今度こそ 月下美人


7月に入ってから完全に水を切った「月下美人」

花芽一つが、やっとここまで大きくなってきた。
まだ、水やりを開始していない。乾いたままである。

月下美人は大きな株が3株ある。

一株はすぐに開花しそうな大きな株を、稲毛ペリエの花屋さんで買って、両手に抱えてバスに乗って帰った。

その夜、一人でこの芳香を漂わす花を楽しんだ。
この株は秋に二度の花を咲かせてくれた。

しかし、その翌年から一輪も咲いてない。
あれから四年、今年もついた花芽は大きくならなかった。

尤も、去年から今年に掛けての冬は、バルコニーに置きっぱなしで、かなり葉が傷んでしまった。

今、花芽が膨らんでいるのは苗を買ってから数年経った株。
決して大きくはない。
昨年の夏に植え替えたものだ。
よく覚えてないが、今年は多分室内で冬越しをさせているはずだ。

もう一株は挿し木してから3年目。これはまだ幼いので花芽は諦めている。

花芽は、前年の延びた葉の切れ込みの入ったところに着く。
だから、今年挿したものは、まず根が伸びて、翌年しっかりした葉が展開し、その展開した葉を冬季に枯らさないように管理しなければならないことまでは分かった。

殖やすのは大変簡単で、その気になればいくらでも殖える。

いろいろな花を栽培してきたが、「花」を咲かせるのにこれ程苦労している「花」はない。

家の環境や水遣り、更に肥培管理等、全て私が間違っているのだろう。

「乾かせばすぐ花芽は着きますよ!」と、いう人が多い。
書籍も、買って読んだが、私の欲する内容は得られなかった。

確かに、白眉孔雀などに比べると、花は咲かせにくい。
冬場の管理もやや難しい。
明るい室内で水を控えて…

ン〜〜〜ん…
ずっとそうしてる。

2度ほど、いい加減に嫌になって、新聞紙に包んで、バルコニーの片隅に放置しておいたことがある。
春になって暖かくなったので、新聞紙を開いたら数日前に咲いたらしい花柄が付いていた。
そんなことがあったので、何がなんだか解らなくなってしまった。

しかし、開花した時の、あの何とも言えないような芳香は忘れられない。

白眉孔雀はまた花芽がたくさん着いている。


こっちは千葉なら冬でも戸外栽培が可能。

7月に入ってから、こちらも水を控えているので一斉に花芽を着けたようだ。

大きくなるので「邪魔者」扱いされる孔雀サボテン系だが、夜中の芳香は決してこれからも捨てられない。

栽培も楽なので「白眉孔雀」をお勧めしたい。



これは去年の花。
芳香もある。

ただ、夏の花は咲き始めが夜の9時、満開は11時を過ぎる。
そして、翌朝10時には萎んでしまう。

秋になって咲く花は、日没時間が早くなるからだろうか?9時には満開になる。

何とも、夜更しをしなければ楽しむ事のできない花なのだ。

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