失敗

ヤフオクで「クレマチス」を買った。

持っていたものの、度重なる苦難の連続で失ってしまった「篭口」(ロウグチ)

よく咲く、優れた品種だった。
もう随分前に、撮影に行ったクレマチス展示会で、「今年の新種です。あと2年もすれば咲くと思いますが」と言われて小さな苗を買い求めた。

2年待たずに、翌年かわいいベルの花を咲かせてくれた。
冬になると地上部は枯れるが、根が生きていて春になると顔を出してくれた。

この青い花がやはり忘れられず、同じ品種を買った。どこから送られるかも考えもせずに…

九州から送られてきて、送料が苗より高かった!

葉っぱがシミだらけ。

ダニでも付いているのかと思ったら…
「あらららら!」
病気である。


ひどい苗を売るものだ。

私が販売者ならこれは控える。

クレマチスは、病気になどなったことがなかったので些か驚いたが、助けなければならない。

まず、この病気の名前。
良くはわからないが「褐班病」のようだ。

薬を調べたら、「モストツプジンスプレー」と書いてある。

モストップジン?

もしかしたら「モスピラン」と「トツプジン」か???

ピンポーン♪あたり!

待てよ!持ってるかも?

ありました✌️

良かったねぇ😊

て、早速散布することに。

植物を育てるのに、農薬は必需品。

病気や害虫で捨てるなら、始めから植物栽培は諦めたほうがよろしい。

農薬は正しい知識で正しく使えば、日本の厳しい審査を通り抜けてきた薬剤は決して怖くない。

やたらに、農薬を拒絶する人は、全ての野菜を無農薬(決して無農薬ではない)の穴ボコだらけでシミだらけの野菜を食べるしかない。

話戻ってクレマチス。
「病葉を取り、捨てること」

私のクレマチスは丸坊主になってしまった。

これで枯れたなら、仕方がない。諦める。

何でもとことんやらないと気が済まない私でした。


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