ひと昔前なら…

「マイツ」(ホコリダニ)の被害という診断で、皆さん、殺ダニ剤を振り撒いていましたね。
私も同じで、

事実、薬をかけたこともあります。

しかし…同じ場所でこんなのも↓ありました…
生長点が完全になくなっています。
真夏にも、蒸れと暑さで結構こんなのありましたっけ~~~!!

何故?今?この時期に???

これ、マイツの害ではないのです。

実はこの株、
レースのカーテン越しに良く日の当たる窓際のケースの中に入れてあったものです。

手入れが悪かったわけでもなく、
室内のミニ温室内なので何故この症状が出たのか分かりませんでした。

でも、明らかにマイツの症状とは違う…

根っこかな??と思って鉢から抜いてみました。

いい根です。生理障害でもない…ではなぜ???

いろいろと考えて今まで経験しなかったこと!
「暑すぎて蒸れた!」

この室内用ミニハウスは、東京では玄関、美浜区ではひろ~~い、自然光の影響を受けないキッチンに置いてありました。

どちらも、冬はうまく育っていましたが、今年はこの窓際のミニ温室に入れるものは
殆どこの調子!そこで考えました。

はぁ~~~!
なるほど…!!
日中暑すぎて、蒸れたか!!!

秋までは あまり日が入らなくて、そこそこ育っていたのですが、
冬になって、日が低くなって部屋の中まで日が射し込んでくるようになってから
うまくいかなくなったということは…

西向きの窓は、11月頃から太陽の光の影響を強く受けます!

太陽の影響は偉大です。

今は、日中 扉を開けて(従って湿度が保てません)、フラコンケースはふたを半分開いて
何とか切り抜けています。


上の株は、置き場所を変えました。
これも同じ症状だった株です。
置き場所を変えたら、ごく普通に育っています。

もともと、セントポーリアは、アフリカ中央部西海岸のインド洋に面した800~1500mの
高地に自生していると言われています。
(行ったことがないので断定はできないのですが…プラントハンターの先生の話では、危険で近づくことができないとのこと。また、一部のプラントハンターによって荒らされるので、立ち入り禁止になっているとも聞きました)

高地なので、夜間は冷えます。
そしてインド洋から湿った空気が、高地を包み湿度が上がるのです。(NHKのTVから)

だから昼間は乾燥しているとか・・・・??

セントポーリアが多湿を好むのは、一日中ではなくて夜間だけ、湿度を保ってやればよいのかも。

あ~~、霧吹き、捨てちゃった!!
買ってこないと。。。

今年も又、新しい事実を一つ学びました。

私がしたこと・・・
とりあえず15Wの普通の蛍光灯をLEDに変え、温度上昇を抑えることに。。。。。

セントポーリアって、大変…金食い虫…!!

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